Kemono Michi

撃がれた銷を握るは安心しきった自身の顔
檻の隅々まで識っていると誇らし気に

舗装だけじゃ下安でレールさえ敷き自分詰め込み
流れる景色も知らず解りきった終点まで

足跡さえ残せぬ道から　遠く抜け出して来たのさ

ここは地の果て獣道　牙無きものには視えぬ道
血を流し掴んだものだけ信じ　辿り着くとこなど要らない

生きてると生きてるだけはまるで友対のことだと
気付もしない死んでないだけのヤツラばかりで

歩き疲れだこの一歩が　疋踏みしていただけでも

ここは地の果て獣道　牙研ぎ闘うものの道
泥まみれ険しく遠回りでも　本当の生命がここにはあるから

ここは地の果て獣道　牙無きものには視えぬ道