Kakera Reincarnation

悠久の昔　宙に浮きし　　共に在るもの無く　　想いも無く
あまりに微かなカケラ　　止まりそうな時かけて
往き着く先は散らばる一つ　　光りしものの一つ
照らされしものの一つ　　kakera
　　「瞹昧で不確がなアイデンティティーを持ち…」
　　　　　　　原始の海　深く沈みゆく
　　「…何かと繋がる事で自分を見付け」
　　　　　　　初めて仲間を見付け　いつしか手をばじ
　　「…けれど想い求める気持ちを失くすよりはこのまま…」

生まれし脈動　　芽生えし想い　　前を目指す意志　　求める意志　　
生命を求めて陸へ　　自分を求めて人間へ
人は想い求める生命　　やがては終わる生命
けど止まらないこの気持ち　　kakera
　「おわりはあると本当は気付いているから…」
　　　　　　想いと共に終りは生まれ
　「…気の遠くなる時間に思えるけれど…」
　　　　　　終わりがあるから　　強くなる求める気持ち
　「…きっと手を延ばせば届くところにもう僕等はいる…」

遙かな宙の彼方に舞う無数のカケラ
　　降り落ちる微かなきらめき
遠い遠い記憶を越えた　想いが呼ぶ
　　無限へ帰ろう　kakera reincarnation

　「この身体崩れても消え去る訳じゃない…」
　　　　　　カケラになっても消えない　忘れないこの気持ち
　「カケラと繋がりこの想いを伝えていくんだろう…」

遙かな宙の彼方に舞う無数のカケラ
　　降り落ちる微かなきらめき
遠い遠い記憶を越えた　想いが呼ぶ
　　無限へ帰ろう　kakera

遙かな宙から舞い降りたようにきっと
　　重なる偶然は奇跡になる
離れてても同じ想いが引き寄せ合う
　　無限へ帰ろう　kakera reincarnation